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鳥との対話

更新日:2020年5月21日


 環境教育に携わっている団体や個人の集まる北米の、とあるアソシエーションの、Zoomを使ってのスピーチに参加した。タイトルは、「困難な時代に良いことを見つけるには?コロナの時にこそ、自然を慈しもう。」

 静かなスピーチだったが、ナチュラリストで作家でもある、その人は、「過去の水準はもう通用しない。昔の自分に戻るな」とスパッと切る瞬間もありながら、こういう時だからこそ、自分の内にあるものを書き出すことの大切さを強調。「考えてはだめ。ハートにきたものを、ただただ出す。その後に頭を使って。」と、わかっているけど忘れがちな大切なことを、思い出させてくれた。

 そして、外出禁止で40日間外出していない男性友人に、どうやって過ごしているのかと聞いたという、ナチュラリスト的な話。小さなアパートに住んでいる友人は、外を飛んでいる鳥に、窓から話かけているのだという。そして鳥との対話で、心がとても満たされるということだった。私たちは、心をどこへ向けるかで、生き方も在り方も変わってくる。そんなシンプルで大きなことを、改めて感じさせてくれるエピソードだ。

 「毎日、コロナで大変な時も、そうでない時も、自然界の進化は、瞬時瞬時に起こっている。自然は、すべてのベースなんだ。」

 世界的に外出禁止令が多く出てきていたおかげで、二酸化炭素排出が減り、地球や人間以外の野生動物が元気になってきているというニュースが、よくきかれるようになった。これから、人間が地球で一番有害な動物にならないように、そして人間が地球とお互いに感謝しながら共存できるために、今から、もっと母なる地球と対話をして、この先の行動プランを立てていきたい。 

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